Mudhoney の 来日ライブ
どうも、サイダーです。
子供がしばらく前に生まれまして。てんやわんや の あっぷあっぷ で今日に至ります。おかげでブログ更新もままならず。
とりあえず今は少し落ち着いてきたのでキーボードをカタカタしとる訳ですが、気づいたらブログ開設から折しも1年近く経っており。今回は好きなバンドの思い出でも。
時は2009年。当時と言えば、仕事がどん詰まりでモチベーションダウンしている最中であり、もがき苦しんでおりました。そんな中入ってきたニュース……Mudhoney 来日。
ブログでも一度書きましたが、マッドハニー軍団は僕のアイドルなのです。ジジイ一歩手前のグランジゴッドファーザーが十年ぶりの来日をするというだけでも90年代を生きていたグランジ・オルタナ ラバーの方からしてみたら大ニュース。まぁ自分はと言えば 90年代なんてガキンチョ真っ盛りの頃だったのでその手の感慨は無かったのですが、それでも重鎮には変わり無いのです。しかも、まさか日本でライブが見られるなんて夢にも思ってなかったので、テンションはダダ上がりだったのです。
前に書いた Mudhoney のお話。
来日時のポスター。東名阪ツアーだったのです。
続きを読むThe Makers の セルフタイトルアルバム
どうも、サイダーです。今回は思い出のガレージバンド、The Makers について。
The Makers (American band) - Wikipedia
The Makers 様 御一行。
遡ること今から7、8年ぐらい前。リーマンショックの波が日本にも押し寄せていた頃、僕はバンドでギターを弾いていました。バンドと言っても、趣味でゆるくやる感じの物ですが、バンドをやっていると色んなバンドの話を交わす機会と言うのは必然的に増える訳です。好きなバンド・嫌いなバンドから始まり、実は好きなバンド、実はまだ聴いて無いバンド、、まぁ一口にバンドトークと言っても色々で。
ある時、僕のバンドのボーカルがこんなバンドトークを始めました。「昔、借りてみて聴いたらすごくよかったけど、返しちゃって情報がまったく分からないバンドがいる。」………と。アルバムタイトルはおろかバンド名の記憶も微妙、ジャケットは白黒で Fuck サインの手描き絵がドドン、音はまごうことなきガレージパンクである、と。
続きを読むBob Log III の School Bus
どうも、サイダーです。今回は一人しかいないのにバンドと言い張るエロバカトラッシュブルーズアメリカン、Bob Log III について。
『III』というのは『3世』 の意でありますが、彼の父にあたるボブログ2世の意思を引き継いでやっているバンド(くどいですが一人)です。兎にも角にもまずは彼の外見から。
・・・・・・。
ええ、何をおっしゃりたいか、僕にはよく分かります。そうです、ヘルメットです。んで、受話器がくっついてます。ちなみにヘルメットは無くさないようにしっかり名前が書いてあります。アホなんでしょうね。いや、アホです。彼のルーツにはブルースが内包されていますが、この受話器ヘルメットスタイルはブッカホワイトのアルバムジャケットからインスパイアされたものらしいです。
ヘルメットのインスパイア元と思われるアルバム。受話器以外のチョイスは考えられなかったのでしょうか。
続きを読むBunker Hill の The Girl Can't Dance
どうも、サイダーです。今回はブチ切れ発狂 リズム&ブルースシンガー、Bunker Hill の曲について。
Bunker Hill ご尊顔。白い歯むき出しニッコリの白黒写真でインパクト大。
Bunker Hill (musician) - Wikipedia
知ったきっかけとしては、どこぞで「狂犬のようなとんでもシャウトをかます黒人シンガーがいる」と目撃したことから。何かのブログだったかなと記憶しています。
そもそも。過剰な煽り文が振られた70年代以前の曲なんかを聴くと、脳内で出来上がっていた妄想のソレとは違ったものが出てくる、というのが世の常です。
例えば僕の実体験で言うと、The Sonics にハマっていた頃に他の60年代物ガレージバンドのアルバムを買ったら、The Sonics のようなハードコア系ガレージを想像していたのに へなちょこ系のバンドだったので、ガックリきてしまったということがありました。
知名度の高い有名バンドを気に入って、そのジャンルのコアなバンドを掘ろうとするとよくぶち当たる壁じゃないかと思います。
そして Bunker Hill は、ですが。上記のような辛酸をなめなめした経験から、「そんな都合のよい声の持ち主なんかそうそういなかろう」と脳内武装をしつつ、Youtube のリンクをクリックしました。そしたらなんか野獣のような声が聞こえてくるではないですか。
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Pack の セルフタイトルアルバム
どうも、サイダーです。今回はドイツの爆裂パンクバンドです。
バンド名は Pack。その筋の方にはパンクという括りで通っており、やはり紛れもなくドイツ界の初期パンクバンドでありますが、どうやらガレージ文脈でも語られているようでして。僕の耳にもクリティカルなのです。
まずはジャケットにもなっているメンバー写真から確認です。
さて、バンドというものが一発ドカンと当て、酒池肉林のアヘアヘドリームとまではいかずとも、一般大衆に浸透するレベルの人気を獲得するには?そう、ビジュアル面に目を引くものがなければなりません。分かりやすいところではイケメン、あるいはイケジョの存在です。
例え一般ピーポーの目からはキモイ、キチガイ染みている、変態、と言われるような見た目であれ、逆に一目みたら忘れられないアクの強ささえあれば、ある一定の人気を集めた時点でロックンロール浮動層も「それも味」「むしろそれがいい」と好意的にとらえざるを得なくなります。例えば、ゆらゆら帝国のように。
バンドにおけるビジュアル面と認知度に相関性があるということは以上により明白です。少なくともここ 日いづる国ジャパンで顕著な現象です。
カッコいいバンドの例。”カッコいいバンド”でGoogle画像検索して一番最初に出てきた画像なので間違いありません。
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My Bloody Valentine の Loveless
どうも、サイダーです。
12月ともなるとさすがに冬ですね。寒いですね。ほんの数日前には街中にガッデムカッポーが大挙して押し寄せていましたが、「メリークリスマスとかなんやねん、仏教徒やねんワシ」と涙を呑んで耐え忍んでいた非リア諸君、お元気ですか。このブログでは極力時事性だとか季節感だとかは廃してやっていこうと思っていたんですがね、如何せん寒すぎてたまらなくてですね。僕が冬に必ず聞きたくなるアルバムの話を。
今回紹介するのは、My Bloody Valentine の Loveless です。My Bloody Valentine ことマイブラは、シューゲイザーという一大ジャンルを創り上げた偉大なバンドです。僕は「ジザメリがー」とか「スーパーカーがー」ってな感じにシューゲイザーがあればご飯3杯いけるとかいう口では無いのですが、My Bloody Valentine は好きです。
Loveless のジャケット。ギターのジャズマスターをフィーチャーしとるっぽいですが、アルバムの音と同じ具合にボワボワのグアングアンです。
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ギター談義 : フェンダーのブロンコ
Hi-De-Ho! ブロンコおじさんじゃ。今回音源紹介は休憩して、超有名ギターメーカーの激マイナーギターについて紹介じゃ。
※ブロンコおじさんとは: 中部・東海地方で主に展開されているブロンコビリーというステーキ屋の看板おやじ。ブロンコビリーは少なくとも僕含む愛知県民が高確率で食事をしたことがあるステーキチェーン。オフィシャルサイトなどでのこのキャラに対する言及がロクに無い為、このおっさんの正式名称は不明。公式とおぼしきツイッターアカウントはブロンコおじさんと名乗っておったので、それを採用。
Blues Brothers の Rawhide。全然関係ないですが、ブロンコビリーのおやじを見るとこの音楽が頭ん中で暴れるんですよね。
ギター紹介だというのにすでに脱線しまくっておるが、そんなもんいつものことじゃ。
紹介するギターの名前はブロンコ。ブロンコなだけにブロンコおじさんが説明しとる訳じゃ。ブロンコは、フェンダーというメーカーの作ったスチューデントモデル(初心者・子供用の廉価モデル)で、とりあえずギターの姿形からなんじゃが、こんな風になっておる。
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