頭の中の音楽がコンクリートジャングル

好きな音楽やバンドを聞かれると1分で端的に語ることができないことに気付いたので、頭の中の音楽情報を片付けたりするブログです。

Number Girl と Zazen Boys のオンラインライブの思い出

前置き:

コロナ禍。こんな言葉を言わなくなりつつある2024年の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 

コロナの影響もありまして、この頃はブログを書くこともめっきり無かったのですが、去る2021年の5月に Zazen BoysNumber Girl のオンラインライブというやつがコロナ禍に行われまして。そして興奮のあまり、ライブの感想文をしたためていたものの、推敲を前にバーンアウトしていたようで。

 

ライブ感想文は、小学生の書くあの言葉足らずな感じを再現するようにふざけて書くことで、絵も言われないガレージ感を出そうと試みているんですが、ふざけながらも自分の生々しい感情が出ているようで、たかが数年前のことなんですが懐かしくもなったので、投稿してしまおうと思いまして。

 

当然、文中の時系列に違和感がありますが、2021年当時の文章ですので、当時に戻ったつもりでお読みください。

 

前置き終わり。以下、感想文。

 

 

ゴールデンウィークに、Number GirlZazen Boys のライブをみました。

 

コロナのえいきょうで、オンラインでみることになりました。色々あって、リアルタイムでみるのが大変だったので、夜になってから、ゆっくりみていました。さいきんライブはまったく見れていなかったので、とても楽しみでした。

 

オープン時間から30分ぐらいたつと、Number Girl のメンバーが集まってきました。サッコンのジジョーで、会場にお客さんはいなかったので、メンバーはだれも何も言わないまま集合して、シーンとした中で機材を準備していました。ぼくは、なんだかさみしいなぁ、と思いました。

 

準備が終わると、ギターボーカルの向井さんが「異常空間ゼット。」と、言いました。意味は、よく分かりませんでした。ベースの中尾さんが Pixies の Debaser Tシャツを着ていて、ぼくも欲しいなぁと思いました。

 

日常に生きる少女という曲から、はじまりました。歌詞が、コロナの前には普通だった日を思い出すような歌詞にきこえました。僕は、いつもは歌詞をまじめにきかないので、胸がしめつけられるような気持ちになって、切なかったです。曲の後、向井さんは「リーチ!」とかけ声を言って、「福岡市博多区からやってまいりました、Number Girl です。」と、あいさつをしていました。

 

次の曲は、鉄風鋭くなって、でした。バンドメンバーみんなの良いところが出ていて、ぼくはこの曲が好きだから、この曲がきけてよかったです。

 

そのあと、タッチという曲を演奏していました。この曲も、なぜかコロナを考えてしまう歌詞なので、なんだか、涙が出そうでした。

 

次の ZEGEN VS UNDERCOVER が終わって、透明少女が始まりました。演奏の後には、「ロン!4万8000。あんたは、自分の力では、エサもとれん。家畜だ!提供は、異常空間ゼット。」と、また向井さんが言いました。意味は、分かりませんでした。

 

Tattoあり、も演奏してくれました。とても好きな曲で、田淵さんが気持ちよさそうにギターを弾いていたので、うれしかったです。

 

最後の方に、omoide in my head も演奏していました。まだ生きているうちに Number Girl のこの曲がきけるとは思っていなかったので、すごくうれしかったです。

 

他にも、排水管という、きいたことが無い曲をきけたり、向井さんがスーパードライをスタッフの人におねだりしている声がきこえたり、中尾さんのベースストラップが最後の曲の I Don't Know で切れたりして、とても思い出に残りました。またいつか、ライブがみたいと思いました。

 

 

次は、ZAZEN BOYS の番です。演奏の前に、「先走ってる?いいですよ、やりましょう。」と言う向井さんの声がきこえました。九州人らしいなぁ、と思いました。

 

「ハイ回りました。じゃホンバーン! 5、4、3、」という向井さんのかけ声で演奏が始まりました。意味は、よく分かりませんでした。

 

演奏が始まったとき、ベースの人が女の人だったことに気がつきました。ぼくは、ベースの人が変わったことをぜんぜん知らなかったので、まつりセッションのチラシの女の人がザゼンの新しいベースの人だということに、ライブのとちゅうで気がつきました。なので、びっくりしました。

 

1曲目の自問自答が終わったあと、向井さんは「異常空間ゼット」と、また言いました。やっぱり意味は、よく分かりません。そのあと、「大五郎、これより、めいふまどう に入るぞ。」と、言いました。意味は、よく分かりませんでした。そのあとすぐ、「本能寺で待ってる!」と言って、Honnoji という曲が始まりました。ベースの女の人は、めいふまどう と言っていたぐらいから、曲に入るタイミングをそわそわしながら待っているようにみえました。これがバンドのキンチョー感というものなのかなあ、とぼくは思いました。

 

次は、HIMITSU GIRL'S TOP SECRET という曲でした。4人がおたがいに向かい合って、リズムをとっていました。キメが多くてカッコいいリフだし、グルーヴ感あふれるいい曲なので、ライブできけてよかったです。

 

「それにしても、はげしいベースだなあ。」と思っていたら、ベースに385というシールがあったので、385のベースの人だとわかりました。385は、十年ぐらい前に、ものすごいベースが気になってきいていたバンドなので、本当におどろきました。

 

Weekend という曲が終わると、「提供は、異常空間ゼット。」と、また向井さんが言っていました。意味は、分かりませんでした。そのあとは、ポテトサラダという曲でした。「はいはい!」と、向井さんがかけ声をしていたので、おもしろかったです。

 

その後に何曲かやった後、アンコールでは、サングラスをつけた向井さんが登場しました。「あのー、フィッシュ&チップスっていうバンドのですね、やっぱくさ、忘れられんっちゃんねー、っていう曲をやります。」といって、サカナクションの忘れられないのを、エレキのひき語りでカバーしていました。リスペクトにあふれた愛というやつなのかな、と思いました。

 

最後に、ZAZEN BOYS のメンバーがもう一度集まって、はげしく楽器を演奏し始めました。LEO 今井さんもここで登場して、「おれの友達、LEO 今井。ドゥーイット!」という向井さんのかけ声で曲がはじまりました。

 

最後は、KIMOCHI という曲でした。 なんだかむねがいっぱいになって、とても心地よかったです。

 

何度も異常空間ゼットと言ったりしていて、意味がわからないことも多かったけど、とてもいいライブでした。コロナが無くなったら、今度は生のライブをみたいなと思いました。