夏に聴く曲 for 俺 まずは6選
前略 サイダーです。
いつぞやにこのブログでは極力 時事性を排して云々 とかほざいた気がしますが、子供の世話ちゃらその他諸々でネタがままならず、結局夏向けの音楽で熱中症一歩手前の塩っ辛い汗と共にお茶を濁す形となります。
写真は、蝋人形で出来た例の人達です。
という訳で、夏に聴きたくなる曲達です。一見、というか一聴して夏っぽくない成分が多分に含まれていることを、今回のタイトルにある ”for 俺” をもってご了承いただき、相も変わらず糞みたいな暑中、あるいは残暑を乗り切る一助になればと思います。
草々
Zazen Boys の Cold Summer
せっかちな方は50秒ぐらいまで飛ばしていただくと、性急で焦燥感の溢れる夏を味わえます。タイトルは冷夏みたいになってますが、大体叫んでいますので暑苦しい。後半の和を感じるリフが秀逸ですね。”線香切れたら 先祖が盆に帰れない”。
暗黒大陸じゃがたら の でも・デモ・DEMO
フェンダーのギターをチャカチャカしてる感が強い曲は普段から好きですが、夏になるとより一層聴きたくなります。さらにファンクというかアフロというか、真っ黒けっけな感じの曲も夏真っ盛りな頃自然と選びがちになります。というわけで、じゃがたら。”日本人て暗いね 性格が暗いね”。
Chuck Carbo の Can I be Your Squeeze
続いても真っ黒けっけ。たまたま発見して興奮した、レアグルーブっぽい一曲。レアグルーブとか言ってみてもあんまり詳しくないし、有名かどうかもよく分かりません。しかし、よく分からないなりに腰にくる感じの曲です。寝苦しい夜にきつい酒を煽り、なんだかんだ寝れずにダラダラ起きている時にぴったり。多分。
The Trashwomen の Peter Gunn
個人的には、サーフ系ガレージもこの時期に欠かせない要素です。このリバーブがボワワンと深く掛かった感じが、海や水を連想させるんでしょうか。Peter Gunn はカバーされまくってる曲ですが、夏と言えば The Trashwomen バージョンなのです。
Johnny Burnette Trio の Train Kept a Rollin'
ロカビリーも、無性に夏に聴きたくなります。この曲もヤードバーズのカバーを筆頭にあまりに有名ですが、夏なら、夏と言えばやっぱりこのバージョンでしょう。なんとなくですが、ロカビリーと言うと古典の域に達していて、古臭さというか ある種のいなたい感じが出てしまうと感じがちですが、ここまでハードなシャウトをかまされると、全くそんなことは関係ないと断言出来てしまいます。あービール飲みたい。
Dick Dale の Misirlou
いやーこれを聴いて夏を連想できない人なんているんでしょうか、これ聴いて頭ん中に出てくる文字は夏か波か海しかないっつの。が、元々は中近東のある種の界隈でスタンダードになっていた曲を高速アレンジしてカバーしたのがこれのようです。中東のナンバーをサーフミュージックの定番に落とし込んだのはとんでもない発明ですね。パルプフィクションが無性に観たくなります。
ひとまず6選、後半は近々その内。