カバーソングに愛をこめて…ひとまず4曲
どうも、サイダーです。今回はカバー曲について。
皆さんはカバー曲に対してどのような感想を持たれているでしょうか。こと日本においては、強く音楽に興味を持っていない人は否定的な感想を持つ場合が多いように思います。パクリとか盗作とか、そういうネガティブな感情に陥りがちかなと。他人のフンドシで相撲とるんじゃねぇ、みたいな。
しかし、カバーはされてなんぼな文化がロックンロール周辺には満ち溢れていますので、その影響もあってか 自分はカバー曲が好きです。カバーしているバンドの特徴が分かったり、「そんな曲カバーするのか!」という意外性を発見することも多かったり。何より、他の記事でも少し書いた気がしますが、僕の好きなガレージバンドはとにかくカバーが多い。時折「あのバンドのカバーしたあの曲はいい」という話もその筋の人からは結構出てきます。それだけガレージとカバーは切っても切れない関係にあります。
色々とバンドなり音源なりを漁ってるとカバー曲は無数に出てくるわけで、その中でも好きなものを幾つか紹介したいと思います。
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Gang of Four の Entertainment!
どうも、サイダーです。今回は Gang of Four です。ジャキジャキ。
Gang of Four の Dameged Goods。ジャッキジャキ。
さて、Gang of Four です。おそらく世の Gang of Four ファン 及び それに近しいロックファンについては、Gang of Four の魅力について聞くと十中八九、「ギターの音」という答えに類する返答をすることでしょう。僕自身もその多数派の支持する例に漏れず、「ジャキジャキ ギター」と答えを返すことでしょう。
まずこのジャキジャキについて、少し深く探ってみましょう。
続きを読むThe Gories の I Know You Fine, But How You Doin'
どうも、サイダーです。今回は The Gories の セカンドアルバムについて。
The Gories の Ghost Rider。Suicideのカバーです。ダンサブル。
The Gories - Wikipedia, the free encyclopedia
早速ではありますが、まずは彼ら The Gories の実態に迫っていきたいと思います。
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ガセネタ の Sooner or Later
どうも、サイダーです。 今回は、ガセネタという日本のバンドについて。
ガセネタ の 宇宙人の春。デモ音源なんでしょうか、聞き取り辛いですが音源が少ないので仕方がありません。
いやー、がちゃがちゃしてますね。もっと聴きやすいやつ探しましたが、そもそもガセネタというバンドの持ち曲は4曲。片手で数えるほどとは良く言う表現ですが、片手に収まってしまってます。しかし、演奏の時々で色々と曲の中身が変化します。単にアレンジの違いで済まされるものから、曲破壊と言ってもおかしくないぐらいの変化が起きたり大変なことになっています。後で、このバンドの名曲も紹介しますので、そちらは必聴です。
Sooner or Later の裏ジャケ。宇宙人の春の歌詞が載っています。この歌詞はフロントマンである山崎春美氏が中学生の頃に書き上げたものだそうです。
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King Gizzard & The Lizard Wizard の Nonagon Infinity
どうも、サイダーです。
今回は、オーストラリアガレージ界の星、King Gizzard & The Lizard Wizard のアルバムについて。新しめのバンドですね。
King Gizzard & The Lizard Wizard の Gamma Knife。
King Gizzard & the Lizard Wizard - Wikipedia, the free encyclopedia
Nonagon Infinity - Wikipedia, the free encyclopedia
とある日に砂肝料理レシピを探していたのですが、トキメキを覚える日本語のレシピがロクに見つからず、英語のサイトにまで手を出した結果、見つかったバンドです。Gizzardってのが、砂肝ですね。なぜその時 砂肝を調理したくなったのかは、まったく覚えていません。しかし砂肝のレシピ探しでバンドが見つかるなんて、何がきっかけで良いバンドが見つかるか分からんもんです。ごく普通に生きているだけなのに、人生は不思議に満ち溢れています。
しかし一体なんなのでしょうか、砂肝王とトカゲの魔法使いっつー珍妙なバンド名は。薬をキメながら考えたとしか思えません。
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となりのトトロの風の通り道
The Muffs の Blonder and Blonder
どうも、サイダーです。今回は、The Muffs の Blonder and Blonder について。
僕がバンドをかじっていた頃、ボーカルの女子から伝授されたのが The Muffs でした。とりあえずアルバムでおすすめなのは今回のタイトルにもある Blonder and Blonder だということで買ってみたわけですが、、、あれ?女声メロコア?やっちまったかクソ、掴ませやがったなあのクソ女・・・と思ったのも束の間、突如として「ウォアアアアアア」というシャウトが聞こえてきたではありませんか。
アルバムジャケットからは似つかわしくない強烈なシャウトにノックアウトされた僕へ畳み掛けるように記事の冒頭に張り付けた Oh Nina がさらにボディーブローをかましてきたのです。「ィェアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」・・・それですっかり虜になってしまいました。
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