頭の中の音楽がコンクリートジャングル

好きな音楽やバンドを聞かれると1分で端的に語ることができないことに気付いたので、頭の中の音楽情報を片付けたりするブログです。

Mudhoney の Superfuzz Bigmuff

マッドハニー - Wikipedia

 

どうも、サイダーです。

今回は Mudhoney の Superfuzz Bigmuff について。ですがなんとびっくり、僕の思い出のアルバムがWikipediaにないではありませんか。あると思ったのになぁ・・・まぁいっか。

 

彼らを語る時、よく引き合いに出されるのは Nirvana とか グランジ、じゃないでしょうか。Mudhoney はグランジゴッドファーザーとも言われるぐらい、90年代シアトルシーンにそこそこ大きな影響を与えているバンドです。Nirvana の カートコバーンも影響を受けまくりで、ライブで共演したり同じ曲をカバーしていたりします。

 

僕個人もかなり影響を受けています。彼らの周辺にいるバンドや彼らが聴いていたバンドはまさにパンドラの箱だったわけでして、グランジ、オルタナなんて言われているバンドはもちろん、ガレージ、パンク、ハードコアに関しては彼らが入口となって得た知識が満載です。

 

 

僕がそもそも Mudhoney を知ったのは、Nirvana がきっかけでした。Nirvana はかっこよかった。そりゃロン毛イケメンの兄ちゃんがキャッチーな曲をヘビーに演奏すりゃね、大半の人はググッと来ちゃうと思うんです。でも、かっこよかったけど、、、何か求めていた物と少し違う。何かが足りない。それはある種のアホ臭さでした。AC/DC のアンガスヤングが小学生のかっこしてピョンピョンしたりするような・・・

 

アホ臭さを感じる例 : アンガスヤング。

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そしてNirvana 関連サイトを死ぬほど駆け巡り、そこから出てきたのが Mudhoney。PVでふざける、ライブでふざける、インタビューでふざける。「これだ!」と天啓を受けたかのような心境になりました。アホなのに。そういえば、何年か前まではネットにテキスト起こしされたインタビューのテキストがあったんですが、悲しいことに消えてしまいました。インタビューのふざけ具合ですが、参考資料としては、下記サイトに手掛かりがあります。

 

フロントマンのマークアームが語るインタビュー。

日本語に訳された彼の言葉は少ないので、その手の人にとっては貴重です。

http://sound.jp/hardlistening/interviews/markarm_1.html

 

引用させてもらうと、、、

>マッドハニーは常にメンバー全員で取材を受け、現場はいつも馬鹿ギャグ連発おふざけ大会になってしまうのだが

・・・これが全てを物語っています。僕はあんまり彼らのインタビューを覚えてないのですが、なぜ記憶に残らないのか考えてみると インタビューの中身がなさすぎて、脳みそ の記憶領域から早々に追い出されたという結論に達しました。あ、インタビューの中身で、一つだけ思い出しました。「パクリじゃない!借りてるだけだ!

 

Mudhoney が パクった…もとい、借りたバンドの一つ The Stooges。

youtu.be

 

音楽性としては グランジゴッドファーザーと言われるぐらいなんで 当然グランジと呼ばれてますが、せっかくなんで少し噛み砕きます。やってる時期によって多少の変化はあれど、 ”ガレージメタル” とか、 ”ローファイハードロック”とか、”ニューハードコア” とか、、、人様の言葉も少し借りましたが、伝わるでしょうか。

 

彼らにハマり始めた頃、奇跡の来日ツアーが組まれ ライブを見ることができたのですが、ライブ中にギターのスティーブが弦を切って一時中断、「この曲は6本の弦全部使うレアなマッドハニー曲だからさぁー!ワハハ!」と話していたことも良い思い出です。なんという脱力感。そしてアホ感。でも、彼らのライブを見て僕もバンドを組もうと思ったぐらいすごかったです。何がすごいかってもう、音がうるさい。スピーカーから結構離れた位置に居たのに、2日間ぐらい耳がキンキンしてました。

 

ライブ後にふらりと現れたマークアームにもらったサインは今でも僕の宝物です。そのサインが入ったCDのジャケットは実家に置きっぱなしですが。

 

語りたいことが山ほどあるのでなんか取り留めのない感じが出てきましたが、差し当たっては Mudhoneyが僕にとってのアイドルであることと、Mudhoney はアホなんだという2点、理解して頂ければ幸いです。ええ。

 

Mudhoney の Here Comes Sickness。空耳アワー曲。レーンコーンスキデース!

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Mudhoney の Good Enough。気の抜けた脳天気感とバカ感が実にうまく収められています。

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